エヴァンゲリオン新劇場版 序 YOU ARE (NOT) ALONE のネタバレ

そしてエヴァンゲリオンの新劇場版も見てきました
この作品は自分の中であまりに大きなウェイトを占めていて、庵野秀明が関わってさえいれば何があっても肯定してしまいそうで、まともに考えられない。
それでも感想を言うのなら「期待ハズレ、でも元が良いから高得点。それにやっぱ光るところも多いよ。次も期待してみよう」といったところですか。
キャラクターにしても話や画面にしてももっと大きく変えてくると思ってたんですよ。でも終盤以外はほとんど同じ。
特に気になったのは絵面で、「TVシリーズの絵は1枚たりとも使用していない」らしいから映画用のエヴァが見れると思い込んでたんだけど実際には「TV版の絵をそのまま描きなおした」だけというところが多かった(ビスタで描きなおしの絵ってだけじゃウリにならないでしょ。DEATH編じゃ無いんだからねえ)。これによって異様なドアップなど、劇場のスクリーン上ではいまいち見栄えのしない画が並ぶことになってしまったように思う。映画用に描き起こされた新作カットに魅力的なものが多かっただけに1番残念なところだった。
あと予想はしていたけど話が早い。スクリーンの大きさによる感覚の変化も相まって、まるでダイジェストを見ているような気分になるところもあった。省略されたエピソードの処理の仕方は上手だなと思うが。


しかし目玉であるヤシマ作戦のエピソードは新しく劇場で公開するにふさわしい質を持っていると思う。この第6話相当の部分に3分の1ほどの時間が割かれているはず(ということは残り1時間強で5話分?)。キャラクターの葛藤も深くなり、話も旧世紀版とは違うぜと急展開。新作カット、演出も満載。


まあ次も見に行こうと思うには十分な内容だったとは思います。変わってないから。むしろ落とし穴があるとすれば次回の「破」のほう。なにしろ「次回予告」じゃ○から○○がやってきて○号機がでてきて○○○の姿は未だ確認できずで新キャラ?は○○○っ娘で