後藤真希という人は

とてもプロデュースしにくい人なんじゃないだろうか。彼女の中には相反するような魅力が矛盾無く並存していて、それがまたさらに魅力になっている。でも今の彼女はその中からひとつだけに絞ってフィーチャーされているような状態。もちろんあれもこれもと手を出すのは以前のような迷走状態に陥る危険性をはらんでいるし、ひとつひとつの要素も十分な力を持っている。でもやっぱり、もったいないなと思ってしまう。