12月26日の「FIVE STARS」を聞いて

この番組、久しぶりに聞いたけど田中れいなが普通に(ある意味、文字通りの普通に)一人しゃべりしてる。昔からカメラへの独白とか好きだった(フレッツのやつで言っていた)から意外でもないけど。
聴取者からの「今度生まれてくる娘に『れいな』と名づけようと夫婦で決めました」というちょっと痛めのメールに「うれしいけど、れいなに興味無くなってから後悔しない?」なんて激烈なネガティブレスポンス。さらに「将来、その娘さんに嫌がられたらどうしよう」と続ける。もう痛い恋人関係みたい。本気で怖がってる。


その昔「うたばん」に初登場したときの「1年後の自分へのメッセージ」を見て、「この娘はものすごく不安でしかたないんだろうな」というようなことを書いたら否定しか返ってこなかった。当時の田中といえば生意気で性悪なヤンキーキャラという見方が大勢を占めていたようだけど、あのメッセージを見てそういう状況になるのが理解できなかった。怖がりで寂しがりで、自分の言葉を上手には使えない子供なだけじゃないかと。


彼女の一人しゃべりが自分にとって良いものであるのはそうことかもしれない。彼女は面と向かっては怖くて伝えられない気持ちを、せめて誰かに聞いてほしくてカメラやマイクに話しかけている。だから渋谷のポップコーンとか何でもないような話題にも耳を傾けさせられてしまう。寂しがり屋の女の子の道連れになりたいと思っているから。
まあそんな勝手な妄想。