石川梨華に思うこと

その昔に吉澤ひとみ石川梨華のことを「巨人」と言っていた。
2003年の暮れ。「男前なメンバー、女の子らしいメンバー」というようなラジオの話題の中で、そんなものを通り越してしまった石川という存在を評した言葉だった。
その当時もものすごく納得してしまったけど、今はまたちょっと違う意味合いでこの言葉が当てはまるように思う。
石川梨華を見ていると、薄靄の向こうを巨人が歩いているのを見たような気分にさせられる。ただあっけにとられるような得体の知れなさ。彼女はもはや個人としてのアイドルではなく、アイドルという概念のパロディなんじゃないか。とそんなことを考えてしまう。