『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』DVD+BDの売上約64万枚

歴代アニメ作品の日本での売上ランキングで14位。この作品がインディーズ映画であることを考えるとさらにこの記録は異様だ。
15位が『魔女の宅急便』。13位『トイ・ストーリー』が約67万で2週目にも抜いてしまう。急降下しなければ12位『Mr.インクレディブル』の81万も射程圏のような気がするが感覚がおかしくなってるだろうか。


ちょっと前にジブリの鈴木Pが「エヴァ巨神兵だ」と15年くらい遅れた考察を聞かせてくださったり、坂井真紀が「エヴァイデオンのリメイク作品だ」と15年くらい遅れた考察を聞かせてくださったりしてました。昔、押井守エヴァの最初を見て「これはガンダムだな」と見切りをつけたなんて話もありました。「エヴァ=ウルトラマン」も新劇場版に至って再燃。最後のあれがウルトラマンAの男女合体変身だって意見はなるほどとか思ってます。
自分はエヴァと既存の作品をイコールで結ぶなら『デビルマン』を選びますね。「Air」の最後の展開(というかコンテというか)がデビルマンそのまんまだということに気がついたのは「序」の公開2ヶ月前でしたが。


デビルマンオマージュといえば『なるたる』。希望、絶望、絶滅、終着の浜辺。もともと「欝ってんなあ」とは思っていたがさすがにあの展開を見たときは「これを書くために何年も書き続けてたんか。キ(ry」。そんな鬼頭先生が新しい使徒のデザインやったりしたのは必然か。
とか外から見て思っていると「全然違うよ」ってなったりするから不思議。たとえば、鶴巻和哉監督のOVAフリクリ』のエンディングで本谷有希子が出演しているのは、『彼氏彼女の事情』に本谷さんが声優として参加しているんだからその縁でオファーしたと考えるのが普通。しかし先日の「ダ・ヴィンチ」の対談で、鶴巻さんは『カレカノ』で本谷さんのことを認識しておらずそれとは別に『フリクリ』制作時に意見を聞くために「サブカル女子代表」な子を紹介してもらってそれが本谷さんであった、と語られている。
真希波・マリ・イラストリアスの声優が坂本真綾であるのも、彼女がトップ2!のラルクであったこととは関係無く選んだ結果だというし。鶴巻さんはそういうの多いな。鬼頭さんの起用もそんな感じで『なるたる』の最終回のことなんて知らないのかもしれないな。いやそんなまさか