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たどり着くのが遅すぎて溺れる船を救えなかった魔女 Witch Arriving Too Late to Save a Drowning Ship

ストライクウィッチーズ2」を8話まで見て4・6・7話が好きだ。1期では芳佳初飛行の2話、サーニャヲソンナメデミンナーの6話、芳佳がネウロイと遊ぶ9話が好きだったのでまさに佐伯無双。「2」でももう1回(11話で?)コンテを切ったようなので期待。しかしここにきてSWで佐伯さんの評価を爆アゲというのもねえ、一応カレカノとかフリクリとかいろいろ見てたのに。あのころは周りが凄すぎたってことでしょうかね。


6話で「芳佳のストライカーに何か異変が起きてそれでエイラと交代したことにすれば良かったんじゃ」とか言ってるやつはどうしようもない。
あれは芳佳が「エイラはサーニャを守ることができる」と確信してサーニャのところまで押していくからいいんじゃないか。「上手く説明できないけど信じられるんです」と言いたげな強引さが効いてくるんじゃないか。
何か問題があったとすれば、盾役の指名からエイラ暴走までの間に芳佳の描写がほとんど無いってことだけど、このへんはエイラの一方的な敵対心を補足する消極的演出ともとれるしなあ。エーリカの代わりにサーニャと水浴びする芳佳とか改変案は浮かぶけど。


7話のエイラがサーニャのズボンを下ろしかけたくだりのサーニャの目付きが「ゴミを見るようだ」とか本気で言ってる人は日本のテレビアニメにおけるクレショフ効果の有用性を実証している。クレショフ効果とは、ある映像が前後の映像によって相対的に意味を解釈されるうんぬん。要は単に「顔を赤らめて眉をひそめている」というだけの情報量の少ない描写がのちのエイラのたんこぶによって(それはサーニャが殴ってできたものだという解釈によって)さかのぼって「エイラの行為に怒って蔑んでいる」ように解釈されたんじゃないかなとか思う。


2話と8話がしっくりこないのはパワーインフレが気に入らないのも要因かもしれない。坂本少佐より戦闘能力高そうな西沢義子とかどんな魔王ですかと。まあもっさんは剣術にのめりこみすぎで実力は落ちてるとかそういう脳内補正もかけられないではないけど。
逆に8話まで芳佳がひよっこてのも無理がある。ウォーロックを1人で押さえ込んだ時点でもう一人前だと思ってたんだけど。それともさらに逆にウォーロックが雑魚だったとか。


ミーナが撃墜数200機に到達したのは地味に事件だと思うのだが。なにしろ「本人」の撃墜数162を遥かに越えちゃってるわけで、さらに元ネタ的には上であるエースたち何人かの撃墜数を抜き去ってしまってもいて、これは「総合1位はエーリカ・ハルトマン」「スオムス空軍で1位はエイラ・イルマタル・ユーティライネン」「エディータ・ロスマンは100機未満」とか既に設けられている定義に抵触しなければどれだけ撃墜数を伸ばしても順位が入れ替わっても良いとも解釈できるんだから。
501の夜を一手に引き受けるサーニャの撃墜数が本編ではいまいち凄さの分かりにくいペリーヌを越えているとかそういうこともありえるんじゃないかと。


ときおり思う、なぜ501JFWは結成当時に治癒魔法の使えるウィッチが配属されていなかったのかと。後からジョーゼット・ルマールの設定が出されちゃったのがそれに拍車を掛ける。いくらガリアでトップといえども化物ぞろいの501では埋もれてしまうペリーヌよりも回復役としてジョーゼットを起用したほうが戦略的には正しかったのではないかと。(連続でペリーヌを貶めてしまった)
芳佳が坂本少佐の個人的コネで501にスカウトされ、502へのジョーゼットの抜擢もポクルイーシキン大尉の個人的コネによるものであることからしても、ウィッチ隊の人事には何か問題があるとしか思えない。