エリ・エリ・レマ・サバクタニ

きらりん☆ランドを買うついでに(逆?)青山真治監督「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」を見てくる。プラネットプラスワンの青山監督特集にて。この映画は映画館で見たい(聞きたい)と思っていたので良かった。


ストーリーをまともに追おうとする人は絶対この映画を否定するだろうなあ。
「あの演奏、逆に死にたくなったw」てのは的外れな批判だよな、多分。


宮崎あおいの出てる映画は「ユリイカ」しか見たこと無かったんだけどどっちもモノローグ一発で持っていかれる(自分が)。今回はセリフあるけど。
「覚えている 忘れない 全てが幻だとしても あなたも私も 音楽のように幻だから だから覚えている 忘れない」


この映画は「音」を重要な要素としているので、劇中でも頻繁に「音」を録音する場面が出てくるのだけど、使われているポータブルレコーダーがマランツ製のものだったことで若干の興奮と絶望を隠しきれない。あと、画面の中にあれほど堂々と「その場面の音を録っているマイク」が映っている映画を始めて見た。あれはそうだよなあと思うのだけどどうだろう。