さらば桃子

別に載ったとか撮ったとかクズみたいな話じゃなくて。どうでもいい話ではありますが


筋肉少女帯のアルバムに『レティクル座妄想』ってのがありまして(筋少で一番好きなアルバムです)、これはコンセプト仕立てのアルバムで、桃子という少女が数曲に渡って登場しています。その少女を嗣永桃子に重ねてしまうなあ、と。
曲中の桃子は夜な夜な歩く死体だったり、そのものずばりの「さらば桃子」で世を儚んで飛び降りをしたり、しまいには生と死の境でつぶやいた言葉を「妄想だよ。だってあの娘、嘘つきだし」などと言われてしまったり、まったくもって絶望的。
聴き始めたのが嗣永桃子が「貧乏」だの「サバイバー」だの言われ始めたころと重なっていたはずで(2005年前半?ハロプロ的には一昔二昔前、筋少的にはとんでもなく遅い)、そんなイメージがふと反応してしまったのかもしれない。
自分の中で嗣永桃子の印象が「残酷な世界を戦い抜くために完璧なアイドルとして生きる少女」にそんなわけでなったのです。でも真剣な表情をした時のりりしさを見ると結構この妄想も悪くないと思いますよ。


ちなみにこのアルバムにはノゾミという少女も出てきますが、さすがに辻のイメージを変えるにはいたらず